農家さんの想いをカタチにする。オンラインショップ「畑乃家」

キリギリスの匂いがする野菜ってな~んだ?

一日に必要とされる野菜の量を一年ぐらいかかって食べている石川です。でも生きてます!

今回は「農家娘の野菜きらい日記」というタイトルにのっとって、野菜(果物)食べようチャレンジ!した話を冒頭でお送りします。

まずは春の旬の”たけのこ”。
うちの近所の公園は竹林が近くにあり、たけのこが有名。そこで春に開催されているクラフトフェアに行ってきました。
出店ではたけのこを串に刺しBBQのように炭火で焼き、みそだれをつけて売っていました。
いつもなら素通りするところ、そのたけのこがめっちゃめちゃおいしそうに見えて2本で200円、買ってしまいました。

たけのこ

 

 

「うんまっ!」と一口目は最高。4歳の娘とやわらかい先っちょはおいしくいただきました。
が、かたい根っこ?に近づくほどやはりあくが強く感じ、野菜嫌いの私にはむり。。となり、さてこの残ったたけのこどうしよう。
4歳と1歳は公園内の大ローラー滑り台まで一直線に走る。
旦那が仕事でいないワンオペ育児の弊害、こういう時も有無を言わさず追いかけざるを得ず、食べかけのたけのこ(透明のパックを輪ゴムでとめただけ)(みそだれでぐつぐつ)を片手に追いかける36歳。
ゴミ箱は出店の前にしかなく、小心者の私はそこにほがしに(=和歌山弁で捨てに)行くこともできず、常に持ち歩く36歳。
ぐつぐつのたけのこ入り透明パックを入れるゴミ袋も持ち合わせていない36歳。
たけのこと共に大ローラー滑り台を、のぼって、すべって、よく頑張りました。私。

お外でも塗り絵
(外でもぬりえする長女)

和歌山人なら絶対わかるたけのこで有名な藤棚のきれいな公園。(たけのこまんの首から下は目をうっすら開いて見るようにしようね)

そして野菜(果物)チャレンジ第2段!
和歌山県紀の川市でも有名な”いちご”狩り。
子どもたちはいちごが大好き。私はめっちゃくちゃおいしいと約束されていて、甘さしかない(酸っぱさがない)って確証があるいちごなら1個だけ食べやんこともないけど。。という上民思考の私(しかも先っちょだけ)。
いちご狩りってまぁまぁの値段しますよね。大人。なので
食べて2、3粒であろう私が躊躇する値段のため、いちご狩りは敬遠してたんですが、いちご大好きな私の友だちが、私の子どもたち(の面倒)込みで一緒にいってくれるということで重い腰をあげて行ってきました!

いちご狩り

まりひめ・紀の香・さちのか・紅ほっぺの4種類。
高設栽培なので洗わずに食べられます。本当は練乳プラスしたいとこでしたが、片手にはさみ、片手に1歳児だと断念せざるを得ませんでした。
いやけども!おいしかったんですよ!

 

やっぱり売ってるのと違って完熟やし、ほんのりぬるくて柔らかいし、甘いし!がんばって(ケチ精神が発動して)8個は食べたかな!?
子どもたちは制限時間内エンドレスでひとり30個は食べてました。。
そして食べ比べられるのが良かったですね。ぜんぜん違います。ジューシーさとか、あとは甘さと酸っぱさの配合の問題ですね。
ちなみに私のベスト1は、紀の香。娘(4歳)のベスト1はまりひめでした。
(まりひめだけ別ハウスだったため、1歳児はハウスを出るといちご狩りが終わってしまうと感じたのかハウス移動しようとするとイヤッと座り込んでしまいほとんどまりひめ食べられなかった私)

 

ここからはいつもの農業日誌でごわす。
今回は、♪テレッテレッテ!豆!です。(ヘバ!のかけ声が出たあなたはおかいつファン)
豆って一瞬ですよね。(収穫)時期が。あれ?もう終わり?ってなりますが、その一瞬で山ほど採れる(もらう)ので大量消費に困ります。
(そして今回の農業日誌の写真はプロのカメラマンさんに撮っていただいているので、普段とは違いすぎる素晴らしい画質と素晴らしい構図でお楽しみ下さい!)

ただいま豆の収穫オンパレードです。

まずは空豆。足の親指に似た豆のやつですね!子どもには絵本『そらまめくんのベッド』でおなじみ。確かに空豆の皮のなかはふっかふかです。
なんでもなる時に空向いてなるから空豆だとか。そして大きくなると重さで落ちてきて、採りどきです。
地面に近い下から熟して?いくので、下の方でぱんぱんなのを探します。わさわさ…めきっとな!

(ちょいちょい次女の手がカットイン)

 

 

そしてお次は
スナップエンドウ。これは皮ごと食べるやつですね(食べないけど)ぷちっとなぷちっとな。

 

そして最後はエンドウ。種類でいうとこれは白龍(はくりゅう)らしいです。Vシネか!
白い筋がくっきり見えてきたら採りどきらしいです(名前の由来)。
こちらもぱんぱんなのを探しましょう!

 

帰ってからは農家の子どものお手伝いのド定番!豆むきです。
私は子どもの頃この匂いが青くっさくて苦手でしたが、むくのは好きでした。
ということで夢の世代交代です。

すぽぽぽんと気持ちいいですよね!長女いわくエンドウをむく時の音は「ぎゅわわわーん」らしいです。エレキギターか!
じょうずよ~~
ちなみにエンドウの1房に入っている豆の数、最高は11個でした。
みなさんの豆はどうですか?
台所のところどころにかったいエンドウ豆が転がってるあるあるまで、伝承していただきました!
長女にとって豆=アニメ「はなかっぱ」の大好物、豆ごはん。豆と言えば映画「アメリ」の手をつっこむシーン(あれはエンドウ豆ではなーい)とキリギリス(の匂いしますよね?豆って)しか思い出さない母です。

 

豆ご飯のできあがり☆
白いご飯よそて!(コラ)

 

ではそろそろお時間ですね。
田植え準備で水が入った田んぼがそろそろ出てくるかな?ケロケロの田舎より


主な登場人物紹介!

 

・私(石川)

野菜ぎらいの農家娘の弟子入り農業日記

4歳と1歳の娘ズの母。年女。さそり座。求められる限りは、なんでもやります派。モットーは、”無駄なことはやりすぎる方がいい”。野菜嫌い果物嫌い(少しは直そうと切磋琢磨中)。好きな食べ物は3位いくら、2位ハム、1位はまだ出会っていない。

 

・おばあちゃん

野菜ぎらいの農家娘の弟子入り農業日記

私の祖母。83歳。世間のおばあちゃん像をあつめてビジュアル化したようなぽたぽた焼きおばあちゃん。実家の野菜の種植え、苗植え、世話担当。ひ孫たちにかこまれ、マッチ売りの少女を読み聞かせしては涙ぐみ、アンパンマンにもさん付けする(もちろんバイキンマンさん)やさしいおばあちゃん。でも身だしなみには厳しい。孫(私)の旦那の店のためにイタリアの野菜を積極的に調べて育ててくれ、それがおばあちゃんの生きがいになっているようで私も嬉しいWINーWINの関係(ありがたい)。

このおばあちゃんが私のデルモ生活、そしてこのブログの大きな動機のひとつ。私が農業に、ひいては野菜に興味をもつことで、おばあちゃんともっと関わっていければなと思います。おばあちゃんは親戚一同に宣伝してくれるほどのらスタイルファンで、私がモデルをした店頭パネルを寝室にでかでかと飾ってくれています。

2年前に亡くなったおじいちゃんといまだにめちゃくちゃ仲が良く、ガラケーで撮ったひ孫たちの写真を毎晩おじいちゃんの遺影に見せておしゃべりしている。

 

・おかん

野菜ぎらいの農家娘の弟子入り農業日記

私の母。実家の野菜の世話、収穫担当。メインとなる桃や柿などの果物の毎日の世話をおとんと共に担当。毎日採れる旬の野菜をいかにバリエーション豊富に消費すべきか、試行錯誤し時にミーハー心溢れる手法でアレンジ料理してくれるマジ感謝シェフ。

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